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Channel: 微温湯
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全日本男子シングルフリー

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 ほんっとに久し振りの日記です。しかも、いつの話だ? っていう話題。
 今更ながらの全日本フィギュア男子シングルフリーの感想です。

 最初は某SNSの日記記事として書いていたのですが、織田くん対する思い入れが強くなりすぎたので、こちらへ。
 一応、このブログは自分の好きなものへの愛を叫ぶ場、という位置づけです。実はプロ野球の贔屓選手・チームのことも書きたいなー、と思ってます。今季は思っているうちに終わっちゃったけど(^^;) 途中まで下書きした記事が三つくらいあったりするんですよ。下書きしているうちに状況がどんどん変化していって、書き直しているうちにまた状況が……というレベル。タイムリーに書くの、難しいよ。
 
 と、前置きが長くなりました。
 織田選手と、印象に残った選手のことを少し書いてみます。専門的なことはさっぱりなんで、見て感じたそのままです。
 
 まず、高橋くんが凄かった。ほんと、凄いとしか言い様がないです(私の語彙が貧しいというのはこの際置いといて)。4回転を2回ってのも凄いんだけど、醸し出す雰囲気が別格に思えます。「王者の風格」というものを感じました。圧巻ってこういうことを言うんだろうな、と。テレビでも歓声の大きさが半端ないのがよく分かりました。
 
 そして、織田くん。冒頭の4回転が綺麗に決まったときは行けるんじゃ、と思ってしまっただけに……その後のトリプルアクセルを始めとするジャンプがねえ……バランスを崩したり転倒もあったりで。その他も、今ひとつ決まり切らず、要所で甘いという感じに映ってしまって残念。
 織田くんだけは、他の選手と違って、もう目一杯のファン目線で見ているから、ああもう、なんでここでこうなるかなあ、と、遣る瀬無い思いで一杯になりました。「ああ、あそこがもう少し」っていうのがいくつもあってもどかしかったです。結果としての順位が気にならないと言うと嘘になるけど(好きな選手が上位の方がやっぱり嬉しい)、それよりも何よりも、会心の演技で終えての、納得の笑顔が見たかったよう。
 
 小塚くんの出来は悪い意味で驚きでした。どっか怪我してるとかじゃないといいんだけど。(やっぱり怪我、でしたね。泣)個人的に小塚くんに関しては、ジャンプとかスピンとかじゃなく、すいすい滑ってる様を見るのが好き。(もちろん、ジャンプやスピンが良くないって言ってる訳じゃないですよ。念のため)気が付くと、つい足元に目が行っちゃってて、上半身の振り付けが目に入ってなかったり。一度、リンクをずーっとぐるぐる滑って回っててもらえないもんかなー。この人がすいすい滑り続けているのをずっと見ていたい。(我ながら変かも。汗)
 
 羽生くんも4回転2回。何とか持ち堪えたという感じでした。今季は本当に勢いがありますね。羽生くんはどんなに凄いジャンプを跳んでも、決めても、激しい動きをしてても、しなやかな柔らかさが消えない気がします。小塚くんとは逆に上半身、特に腕の動きに目が行っちゃう。どうも私は手足の長い選手の、脚の動き・腕の動きが好きなようです。(ライサチェックさんも好きだった)
 
 素人目線なんであれですが、この全日本では男子シングルのレベルの高さ、層の厚さを改めて感じました。日本のトップ選手は世界でもトップ争いが出来ていて、国内での競争も激しくて、更に次世代の選手も出てきている。今はまさしく黄金時代なんでしょう。この時代の選手たちを観られるのは幸運なんだろうなと思います。
 
 ただ、どの選手のどんな素晴らしい演技を観て感動しても、私が一番観たいのは、織田くんの会心の演技なんですよね。出来不出来や点数の良し悪し、難易度とは一線を画したところ、多分、単純な好みで「見たい」と思う一番が織田くんなんです。そんでもって、ここまで肩入れしちゃうと、良くなかったときに凹むのが辛い。ここがファンの困ったところだと、我ながら思います。(でも、そういう対象があった方が楽しいのもまた事実)

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